開催会場

コラッセふくしま
福島市三河南町1-20
Tel: 024-525-4070

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趣意書

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学術集会事務局

第20回日本家族性腫瘍学会学術集会事務局
〒960-1295
福島市光が丘1
担当:
隈元謙介、門馬智之、吉田清香
TEL: 024-547-1259
FAX: 024-548-3249
E-mail: jsft20@fmu.ac.jp

ご挨拶

鈴木眞一
福島県立医科大学 甲状腺内分泌学講座主任教授

この度、第20回の日本家族性腫瘍学会を2014年6月13日(金)および14日(土)に福島市のコラッセふくしまで開催させていただくことになりました。本学術集会を福島県の地で開催するのは本会が3回目となります。本学会は家族性腫瘍研究会として1994年に誕生し、2005年より日本家族性腫瘍学会へと名を変え、発展してまいりました。1995年に第1回の学術集会を福島県郡山市にて、野水整、土屋敦雄両会長のもと開催され、学会へ新生したはじめての学術集会である第11回日本家族性腫瘍学会を福島市のコラッセ福島で竹之下誠一、石岡千加史両会長の下で開催されました。私自身も第1回は座長で、第11回は大会事務局長で参加させていただきました。まさに今回のテーマである「次世代への継承」を私ども福島医大旧外科学第2講座(現器官制御外科学講座)も継承してきております。今回も私どもの事務局の隈元、門馬をはじめとする多くの教室員に家族性腫瘍学を継承していく所存です。このテーマは、家族性腫瘍は世代を超えて取り組むべきテーマであり、医療サイド、患者家族サイドともに次世代を考慮した取り組みが必要と考えて取り上げたものです。医療サイドでは家族性腫瘍への診療研究の継承、家族性腫瘍データベースの継承、患者家族サイドとしては家族性腫瘍の遺伝情報の次世代への継承などの様々なことが考えられます。本会はこのようなことをテーマに捉え、前回の内野、三股両会長による「家族性腫瘍の風、今ここから未来へ」から発展継続したかたちでのテーマとなっております。研究会から数え、20回目、学会として10回目となる節目の第20回学術集会をこの福島の地で開催できることをうれしく思います。また、初めての単独会長を仰せつかり責任重大で身の引き締まる思いです。

私どもは内分泌、消化管、肝胆膵、乳腺疾患を扱っており、多発性内分泌腫瘍症、家族性大腸腺腫症、リンチ症候群、遺伝性乳がん卵巣がん症候群などの家族性腫瘍について診療することが多く、一つの疾患に偏らず多くの家族性腫瘍に関する議論ができれば幸いです。医師、看護師、検査技師、臨床心理士、家族性腫瘍カウンセラー、コーディネーター、医学部学生など多くの方々が集い、特に若い仲間を多数お誘いいただき、家族性腫瘍の次世代への継承のきっかけになれば幸いです。

6月の福島はまだ梅雨に入る前の新緑の季節で山々の緑がとても美しくなる季節です。お時間があれば是非会津など観光地も多数ございますので、温泉に地酒や福島産の食材を堪能していただければ幸いです。2011年の3月11日に発生した東日本大震災および東京電力福島第一原子力発電所事故からすでに2年以上を経ており、復興のさなかにある福島にぜひ足をお運びいただき、学会で大いに学び、議論し、おいしい福島の幸を楽しんでいただければと思います。本会にて、福島の地で皆様にお会いできることを楽しみにしておりまます。

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